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SDGsを達成するために〜沖縄県の取り組み②〜

環境問題をはじめとする社会問題が連日、世界でニュースになっています。


そんな様々な社会課題を解決するために2015年に国連で採択されたのが「SDGs」です。


今回は、SDGsで掲げられている17の目標を達成するために、沖縄県が行っている取り組みを詳しくご紹介します!


 

沖縄21世紀ビジョンとは?

まず、沖縄県がSDGsについての取り組みとして力を入れているのが「沖縄21世紀ビジョン」です。


この、沖縄21世紀ビジョンとは、沖縄県が県民と共に2030年にどのような沖縄になっていたいかの構想を描き、その実現に向けた取り組みや役割などが掲げられている目標です。


沖縄21世紀ビジョンでは下記の基本理念が立てられています。


沖縄21世紀ビジョンの基本理念21世紀に求められる人権尊重と共生の精神を基に、“時代を切り拓き、世界と交流し、ともに支え合う平和で豊かな「美ら島」おきなわ”を創造する。

沖縄21世紀ビション 沖縄21世紀ビジョンの基本理念 より


この基本理念や、構想は、2008年11月から約1年をかけて実施したアンケート(回収2,751通)や高校生の作文コンクール(509作品)等を参考につくられています。



 

沖縄が目指す将来像とは?

それでは次に、沖縄21世紀ビジョンで掲げている未来の沖縄についてご紹介します。


沖縄21世紀ビジョンが掲げている沖縄の将来像がこちらです。


将来像1:沖縄らしい自然と歴史、伝統、文化を大切にする島 将来像2:心豊かで、安全・安心に暮らせる島 将来像3:希望と活力にあふれる豊かな島 将来像4:世界に開かれた交流と共生の島 将来像5:多様な能力を発揮し、未来を拓く島

今回のブログでは、この5つの将来像の中でも将来像2「心豊かで、安全・安心に暮らせる島」について詳しくご紹介します。




 

心豊かで、安全・安心に暮らせる島とは?


犯罪や自然災害などの生活する上で不安になる要素を少しでも減らし、安全・安心な暮らしを目指しながら、沖縄らしい「心豊かさ」も次世代に繋げられるような暮らしを築くためにはどうしたらよいのでしょうか。


次は、沖縄21世紀ビジョンの将来像2「心豊かで、安全・安心に」の具体的な施策をご紹介します。


食・風土・技術を活かした健康・長寿地域づくり

・ 健康や長寿の分野で、沖縄が優位性・独自性を発揮できる食文化や風土などを再評価・活用できる方法を探り「健康・長寿おきなわ」の実現にむけて取り組みます。
・ 総合医療や高度先進医療を導入します。県民と地域、学校、医療現場、大学、研究機関、行政の連携システムをつくります。

かつては長寿の県と呼ばれていた沖縄ですが、現在では長寿ランキングも下がっています。


また、沖縄では生活習慣病が問題となっており、なんと糖尿病患者は全国平均よりも1.85倍も多いということをご存知でしょうか。


そんな状況を打破するためにも、県民の健康意識を向上させるような取り組みをしたり、最新の医療を取り入れたりしていくようです。



セーフティネット(安全網)形成

・ 保健・医療体制、医療と連携した介護・福祉の充実をめざす「健康福祉セーフティネット」、21世紀を担う子どもたちが可能性を発揮できる社会をつくるための「子育てセーフティネット」を整備します。
・ 大規模自然災害、感染症の流行、国際犯罪、経済危機、食品偽装、凶悪事件など、重大リスクに対して危機管理機能を向上できる「社会リスク・セーフティネット」を確立します。
・ 米軍基地から派生するあらゆる問題から県民の安全・安心を確保するため、日米地位協定の見直しなど、必要な協議や措置を求めていきます。

日本は、世界でも前例がないほどの高齢化社会となっています。そのため、介護・福祉を充実させるためのセーフティネットの構築が必要です。


具体的な施策は沖縄県PDCA実施報告書に記載されているので、気になる方はご覧ください。

また、こちらの施策では沖縄の深刻な問題となっている米軍基地についても記載されています。この問題が2030年までに解決するためにも、まずは施策にもある、日米地位協定の見直しや協議を行って欲しいです。


共助・共創型地域づくり

・ 地域資源などの掘り起こしや磨き上げによって、それらを地域の宝・財産として共有します。また、地域社会を構成する住民や多様な主体の連携により、「共助・共創型のまちづくり」を進めます。
・ 異なる環境を持つ県内の各地域社会が「同等の条件」を確保できるよう、地域特性に応じて産業、環境、教育、保健医療、交通、行政サービス、生活基盤の充実・強化を推進します。
・ 距離と時間を克服する情報通信技術の活用は、島しょが持つ課題の克服や沖縄の自立的発展を支える有効なツールとなることから、沖縄全域においてユビキタスネットワーク社会を実現します。

※ユビキタスネットワークとは、あらゆるところ、いたるところで利用可能なコンピュータネットワークをさす。 ウィキペディアより

安心・安全だけではなく、沖縄らしい「心豊かさ」を忘れずに暮らすためにも、地域に合わせた生活支援が必要です。


また、施策の「共助・共創型のまちづくり」は地域や人と人との関わりが薄くなり始めている今だからこそ、県民一人ひとりが意識していく必要があると考えます。



 

まとめ

今回のブログでは、沖縄21世紀ビジョンで掲げられている目標の「心豊かで、安全・安心に暮らせる島 」を達成するための具体策についてご紹介しました。


身体的にも、精神的にも安全・安心で暮らせるような制度を整えてもらいながらも、私たち県民は「共助・共創型のまちづくり」の環境を築いていけるよう意識して生活することで、沖縄21世紀ビジョンが達成が近づくのではないでしょうか。

 

最後に


弊社では、より良い未来をつくるために、次世代を創る子ども達、そして企業へ「SDGs」を理解してもらい、社会課題をどう解決するかを考えるワークショップを行なっています。


親子でSDGsワークショップ

SDGsやSDGs17の目標を子ども達にも分かりやすく説明した上で「2030年、幸せな社会とは何か?」という問いを考えてもらいます。


その後、自分たちが求める幸せな世界はSDGs17の目標のどれに当てはまるか、またそれを実現させるには今現在どのような課題があるのか、それをどう解決するかまでを考えてもらい、最後には発表をしてもらいます。


このように今起こっている課題に対して、自分だったらどのように解決するかを考えてもらうことで、課題を「自分ごと」にし、行動を促すワークショップとなっています。


2019年1月に行なったSDGsワークショップでは、子ども達の他に保護者も混ざって2030年の幸せな世界について議論していました。


このようにFROGSでは、子どもと大人が混ざってワークショップを行う研修もご用意しております。


また、その様子を沖縄県地元紙の琉球新報さんがまとめてくださったのでぜひ、こちらからご覧ください。


企業向けSDGsで地球救済ワークショップ


グループワークを通してSDGsとは何か、課題解決のためにどんなアクションができるかを議論するワークショップです。


SDGs169のターゲットや、沖縄21世紀ビジョンを題材に、ロールプレイング要素を取り入れているので、会社でSDGsに取り組む意義を浸透させたい、共通認識を取りたいという企業、これからSDGs関連の取り組みを実施検討している企業におすすめです。


弊社のSDGsワークショップについて気になった方は、各種研修紹介ページからお気軽にお問い合わせください。



参考

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