写真提供元:琉球ジャーナル
7月1日にラーニングス株式会社からFROGS初の教育本「教えない勇気: 非認知能力を磨く 沖縄発・frogsプログラム」を刊行することとなりました!
ここではその著者であり、FROGSのCEOである山崎さんから本の紹介をしてもらいます。16年間、非認知能力に向き合ってきた山崎さんだからこそ伝えられることをまとめた、珠玉の1冊です。ぜひ、一冊お手元にどうぞ!
Amazonサイトで発売中!
著者であるFROGSの山崎さんってどんな人?
著書にも書いたのですが、とにかく壮絶な幼少期だったと記憶しています。でも友人家族や、教師たちに救われ、なんとか社会からドロップアウトせずに夜間大学を卒業するまでに至りました。
ベンチャー企業に就職し、とにかくやりたいことをやらせてもらいながら、ひたすら目の前の課題や目標に立ち向かって生きてきたんです。そんなとき、沖縄のIT企業の代表と出逢い、人財育成で沖縄の未来を変えたいという熱い想いを聞き、東京から沖縄へ移住することを決断。2008年から、琉球frogs(当時:IT frogs)プログラムを推進することになりました。2017年には株式会社FROGSを創業。人財育成を通じてソーシャルインパクトを最大化する企業を創ることになるなんて、自分の生き様を振り返ると、天命使命なのかな〜とも思ったり…
frogsプログラムは、家庭の経済格差を教育格差に直結させないという想いのもと、選抜する学生からは受講料をもらわないモデルだったので、継続していくのがホント大変でした。それでも、2年同じプログラムを提供しないと心に決め、支援企業や行政や様々な人を巻き込みながら進化し続けてこれたので、公益性が高く難易度高いことのほうが燃える質(タチ)なんでしょうね(笑
本を出版しようと思った理由は?
2019年からfrogsプログラムが全国各地に展開されるようになり、当初は沖縄以外の地域で運営するオーガナイザー向けのテキストブックとして書こうと思ったんです。ですが、2022年に「スタートアップ育成5か年計画」が国から発表され、2023年には文部科学省が、大学だけでなく、小中高でもアントレプレナーシップ教育を推進すると発表し、企業も学校も人財育成のゴールや手法が大きく変わるだろうと確信しました。なので、せっかくなら16年間培ったアントレプレナーシップを中心とした非認知能力を育むノウハウを広く一般に公開しようと思い、出版を決意しました。
どんな人に読んでほしいですか?
未来を生きる子どもたちのそばにいる大人には全て読んで欲しいです!教えるのが最適な場面と、教えないのが最適な場面と、大人が使い分けられるようになると、子どもたちの育成のためには理想的ですね。引き出しを増やすぐらいの軽い感じで手に取っていただけたらうれしいです。
また、企業人事やマネジメント層の方にも、スキルアップHow to系の研修だけでなく、本質的な人間力(非認知能力)を育むことに興味関心がある人も増えてきている実感があるので、ぜひ読んで欲しいです!
この本を読むと得られるもの
・非認知能力の効能や、その育み方。
・AI時代に必要な人間力と、その重要性
・未来思考で温故知新に進化していくマインド
・frogsプログラムへの理解
まとめ
社会が大きく変わろうとしている現在、未来を生きる子どもたちや若者に、どんなことを伝えていけばいいか、なにを学ばせてあげればいいか悩んでいる大人は多くいるのではないでしょうか?この本は、そんな人たちにとって、一つの道を示す「教材」となるかもしれません。この本を手に取った人たちを通じて、これまで以上に多くの人たちの非認知能力が育まれることを期待してます!
Amazonサイトで「教えない勇気」発売中!
Comments