近年「コンピテンシー(competency)」という概念に注目が集まっています。competencyは「能力」「技能」「力量」「適性」などの意味がありますが、具体的にどんな力のことを指すのかをまとめていきましょう。
コンピテンシーとは?
コンピテンシーとは、人が様々な仕事や活動をうまくこなすために必要な「力」や「能力」のことを指します。つまり、コンピテンシーは、私たちが日常生活を豊かに過ごしたり、将来の仕事で成功するために必要なスキルや資質の総称です。
例えば、サッカーや野球などのスポーツでは、体力や運動能力が重要ですが、それだけではなく、戦術を理解し、チームメイトと協力する力も必要です。また、絵を描くことが好きな人は、絵を描く技術だけでなく、クリエイティビティ(創造力)や表現力、忍耐力が大切になります。そして、これらすべての力をコンピテンシーと呼びます。つまりコンピテンシーとは目に見えるスキルだけでなく、そのスキルを習得、活用するまでに必要な能力も含めた総称です。
コンピテンシーが指す具体的な力
コンピテンシーには次のような力があります。
コンピテンシーは個人だけでなく、社会や組織にとっても大切な要素になってきています。例えば、企業で働く場合、その企業に必要なコンピテンシーを持つ人材が求められます。組織や業界によって求められるコンピテンシーは異なりますが、多くの場合コンピテンシーのバランスが取れた人材が高いパフォーマンスを発揮し、成果を上げることができるとされています。したがって、個人が自己評価し、必要なコンピテンシーを獲得・向上させることは、職業生涯の成功に向けて重要な要素となります。
コンピテンシーの伸ばし方
自分の得意なことや興味を持ったことを中心に、さまざまな経験を積んでいくことで、自分のコンピテンシーが広がっていきます。
そのためには、まず自分の興味を追求することが大切です。興味を持っていることなら、自然と学びたい気持ちが湧いてくるはずです。そして、学校やクラブ活動、趣味を通じて、自分の強みを伸ばしていきましょう。コンピテンシーは、一度身につけたらそれで終わりではなく、成長していくものです。そのためには、どんどん新しいことに挑戦することが大事です。失敗しても、諦めずに努力し続ければ、自分のコンピテンシーを磨くことができます。
株式会社FROGSの活動
株式会社FROGSでは2008年から、非認知能力を育てる研修を行っています。現在は小学生から社会人まで幅広い年齢の方に対応した研修を提供しています。小中学生にはプログラミングを使ってゼロから創造する研修を、高校大学生には海外へ行って体験できる研修など内容も多岐に渡っております。研修で初めて会う人たちと新しい事に挑戦することはコンピテンシーを伸ばす絶好の場です。このような場所をたくさんの人たちに提供できるよう日々活動しています。
琉球frogs
https://www.ryukyu-frogs.com/about
<研修の詳細はこちら>
小中学生向け実施例→とみぐすくミライアカデミー発表会
高校大学生向け実施例→Leapfrog研修(海外派遣研修)のお知らせ
まとめ
さまざまなコンピテンシーを持つことは、将来の選択肢を広げることにもつながります。
「好きこそものの上手なれ」と言いますが、コンピテンシーを伸ばすには自分の好きなものを見つけることが近道です。しかし、自分の興味や得意なことがみつからない人も多いと思います。そんな時は、見つかるまで新しいことにチャレンジし続けましょう。大切なのは「諦めないこと」です。
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