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2020年度SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキングをご紹介!


今、様々な企業でSDGsの取り組みが行われていますが、実際どの企業がどのような取り組みを行なっているのかは知られていないのが現状です。


そこで今回は、日本にある企業がSDGs達成のためにどのような取り組みを行なっているのかをご紹介いたします。

 

そもそもSDGsって何?

SDGsとは日本語で持続可能な開発目標といい、国際サミットで加盟国の首脳たちにより採択された、2030年までに持続可能なより良い世界を目指すための国際社会共通の目標です。


持続可能な開発目標を噛み砕いて説明すると「2030年までに世界にある社会課題を世界の皆んなで協力して解決しましょう」ということです。


また、SDGsは社会課題を大きく分けた17のゴールとそれをさらに細かくした169のターゲットで成り立っています。


それらを解決するために世界での様々な企業がSDGs達成に向けての取り組みを行なっています。


SDGsなどの取り組みで有名なのはアウトドア製品を販売しているパタゴニアです。


パタゴニアは「最高の商品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」という企業理念を掲げています。


その言葉通り、ブラックフライデー(小売店などで大規模な安売りが実施される日)では売り上げの全額を環境のために取り組んでいる団体に寄付するなどを行なっていました。



 

なぜ企業はSDGsの取り組みをしているの?

昔だと、企業は製品やサービスなどの利益を上げていればいいという考えでしたが、今の時代は利益だけを求めていては、長期的な発展や社会のニーズを掴むことができません。


その理由としても、企業が時代によって変わっているように、私たち消費者も時代によって商品を選択する基準が変化しています。


例えば、フェアトレードの商品や、環境に優しい商品を積極的に購入する方も増えている事があげられます。


さらに、企業としてもSDGsに対しての取り組みをすることによって、地球により良いことをしているだけでなく

  • 企業イメージの向上につながる

  • SDGsを理解し、それに付随する新しいサービスやビジネスが創出されることによって新しい雇用が生まれる可能性がある

などのメリットも生まれます。


そのような理由があり、企業でもSDGsに関する取り組みが活発になってきたのです。



 

2020年度SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキング

それでは次にダイアモンドオンラインさんが一般人、約1万人に行なったアンケートを行なった、2020年度のSDGsへの取り組みの評価が高い日本企業をご紹介します。


2020年度のSDGsへの取り組みの評価が高い日本企業ランキング

1位 トヨタ自動車
2位 アサヒビール
3位 旭化成
4位 サントリー
5位 パナソニック
6位 イオン
7位 アップル
8位 エネオス
9位 ユニクロ
10位 カルピス

SDGsと聞くと、どちらかといえば環境だったり貧困改善などのイメージがありますが、こちらのアンケートでは、「公平な取引を行なっている」という項目がランキングの順位に大きく影響されており、その次に「環境への配慮」「働き方改革」「生活を豊かに」などの項目がランキングへの影響を与えていたそうです。



 

ランキング上位3位の企業が行っている取り組み

ランキング上位に入った企業がSDGs目標達成に向けてどのような取り組みを行っているのかをご紹介します。


トヨタ自動車

トヨタ自動車では自動車製造事業を通して、交通事故死者数ゼロ、渋滞のない快適な移動、移動弱者不在、電源としても活躍するクルマの普及、水素活用によるエネルギーの多様化を目指しています。


またトヨタ自動車は2015年10月に「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表しており、クルマが排出するCO2などを削減することにより環境負荷をゼロに近づけ、持続可能な社会の実現することにチャレンジしています。


例えば2030年までに、電気自動車、燃料電池自動車の販売を100万台以上を目指し、走行時のCO2排出量を35%減らすことなどを目標にしています。



アサヒビール

アサヒビールでは、人口増加に伴う持続可能な食糧生産に力を入れており、自社のビール製造において研究を進めたことにより、過剰な農薬の使用を減らし、持続可能な食の提供、循環型社会への貢献を行っています。


また、ASEANを中心とした開発途上国の課題解決に自社の研究を役立てるため、JICAと協力しながら取り組みを進めているそうです。



旭化成

旭化成では、「健康で快適な生活」と「環境との共生」を柱としてSDGsへの取り組みを行っています。


具体的に旭化成ホームズグループでは、自社ブランドのヘーベルハウスでは自然を生かした設備の導入、自然を重視した住まいの提案、事業活動で発生してしまうCO2の削減などを通して脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいます。




 

まとめ

2030年までにSDGsを達成するために様々な企業が取り組みを行っています。


企業がSDGsを取り組むにあたり、企業イメージの向上や、SDGsに付随したサービスが生まれることで新しい雇用が生まれるなどのメリットがあります。


日本企業でSDGsに積極的に取り組んでいると思われているランキングの上位3位は、1位トヨタ自動車、2位アサヒビール、3位旭化成でした。


これらの企業は自社の事業を通して、環境問題解決や、人口増加に伴う食糧の持続可能性などを支援しています。

 

最後に

弊社では国際社会の共通目標「SDGs」を子ども達へ理解してもらい、課題をどう解決するかを考えるワークショップを行なっています。

FROGS版SDGsワークショップ

弊社のSDGsワークショップでは、小学校高学年以上の学生向けのグループワーク形式のワークショップを行なっております。

まず、SDGsについてや、17の目標を子供達にも分かりやすく説明した上で「2030年、幸せな社会とは何か?」という問いを子ども達に考えてもらいます。


その後、自分たちが求める幸せな世界はSDGs17の目標のどれに当てはまるか、またそれを実現させるには今現在どのような課題があるのか、それをどう解決するかまでを考えてもらい、最後には発表をしてもらいます。


このように今起こっている課題に対して、自分だったらどのように解決するかを考えてもらうことで、課題を「自分ごと」にし、行動を促すワークショップとなっています。


2019年1月に行なったSDGs研修では、子ども達メインのワークショップに保護者も混ざって一緒にワークショップを行いました。


そこでは、子ども達、保護者が考える2030年の幸せな世界について議論していました。このようにFROGSでは、子どもと大人が混ざってワークショップを行う研修もご用意しております。

また、その様子を沖縄地元紙の琉球新報さんがまとめてくださったのでぜひ、こちらからご覧ください。


弊社のSDGsワークショップについて気になった方は、各種研修紹介ページからお気軽にお問い合わせください。




参考

トヨタ自動車 SDGsへの取り組み


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