SDGs未来都市とは?2020年に選定された未来都市を全てご紹介

SDGs(Sustainable Development Goals)の取り組みに「SDGs未来都市」というものがあるのはご存知でしょうか。


そもそも、SDGsとは日本語で持続可能な開発目標という意味で、2015年9月の国連サミットで、より良い未来を築くために世界で起こっている問題を17のゴールと169のターゲットとして掲げ、それらを2030年までに達成しましょうと各国のリーダーにより定められました。


そのSDGsでは、誰一人取り残さない ”No one will be left behind”を理念があり、日本ではその取り組みの1つにSDGs未来都市という、国がSDGs目標達成のために優れた取り組みを提案した都市を選定するということを行なっています。


自治体がどのようにしてSDGsへの目標達成に取り組んでいるのか理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。



SDGs未来都市とは?

SDGsの目標達成のためには、国や企業だけでなく地方自治体による取り組みも必要不可欠となっています。


そのため、国がSDGs未来都市構想を実施しました。SDGs未来都市は、選定された地域の取り組みや成功事例を国内外へ発信し、日本、そして世界に向けてSDGsの啓蒙活動を行うと同時に、持続可能なまちづくりをしていくことが目的です。


元々、日本では2008年から低酸素社会を目指し、温室効果ガスの大幅削減などへの取り組みを行なっている地方自治体を「環境モデル都市」と選定し、環境・社会・経済の三側面でより持続可能な取り組みをしている地方自治体を「環境未来都市」と選定してきました。


そこに、2018年からSDGsの目標達成により紐づいた取り組みを行なっている地方自治体を「SDGs未来都市」として選定するようになったのです。



SDGs未来都市に選定されるには?

SDGs未来都市は、ただSDGs目標達成に関することを取り組めば選定されるというわけではありません。


2020年度SDGs未来都市募集要領には「まち・ひと・しごと創生総合戦略」、「SDGsアクションプラン 2020」及びコンセプトを踏まえた企画書を提案する必要があると記載されています。


その企画書と行動実績を元にSDGs未来都市が選定されるのです。


まち・ひと・しごと創生総合戦略

日本は、人口の減少、超高齢化社会という世界でも前例のない時代に突入しています。

その時代に対応するべく、各地域が地域ごとの特徴を活かしながらも自律的で持続的な社会をなることを目指しています。

人口減少を克服し、将来にわたって成長力を確保し、「活力ある日本社会」を維持するため、
 「稼ぐ地域をつくるとともに、安心して働けるようにする」
 「地方とのつながりを築き、地方への新しいひとの流れをつくる」
 「結婚・出産・子育ての希望をかなえる」
 「ひとが集う、安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくる」
という4つの基本目標と
 「多様な人材の活躍を推進する」
 「新しい時代の流れを力にする」
という2つの横断的な目標に向けた政策を進めています。

内閣官僚・内閣府 総合サイト みんなで育てる地域のチカラ地方創生 より



SDGsアクションプラン 2020

SDGs目標達成期限の2030年までに日本がどのようなことを重点的に行うべきかを示した行動指針です。

・ビジネスとイノベーション ~SDGsと連動する「Society 5.0」の推進~
・SDGsを原動力とした地方創生, 強靱かつ環境に優しい魅力的なまちづくり
・SDGsの担い手としての 次世代・女性のエンパワーメント

の3本柱を中核とする「日本のSDGsモデル」の展開を加速化していくためのプランが記されています。

外務省 SDGsアクションプラン2020 ~2030年の目標達成に向けた「行動の10年」の始まり~ より



2020年のSDGs未来都市に選定された自治体

2020年7月16日には2020年度のSDGs未来都市に選定された自治体が発表され、今年は2019年度より2つ多い、計33の都市・地域がSDGs未来都市に選定されました。


こちらが今年度SDGs未来都市に選定された自治体です。

1.岩手県岩手市
トリプルボトムラインによる町の持続可能性向上モデルの構築・実証~SDGs姉妹都市×リビングラボ~

2.宮城県仙台市
「防災環境都市・仙台」の推進

3.宮城県石巻市
最大の被災地から未来都市石巻を目指して~グリーンスローモビリティと「おたがいさま」で支え合う持続可能なまちづくり~

4.山形県鶴岡市
森・食・農の文化と先端生命科学が共生する‟いのち輝く、創造と伝統のまち 鶴岡”

5.埼玉県春日部市
春日部2世、3世その先へと住みつなぐまち~未来へ発信する世代循環プロジェクト~

6.東京都豊島区
消滅可能性都市からの脱却 ~持続して発展できる「国際アート・カルチャー都市」への挑戦~

7.神奈川県相模原市
都市と自然 人と人 共にささえあい生きる さがみはらSDGs構想

8.石川県金沢市
世界の交流拠点都市金沢の実現~市民と来街者が「しあわせ」を共創するまち~

9.石川県加賀市
官民協働のスマートシティによる持続可能なまち

10.石川県能美市
能美市SDGs未来都市 暮らしやすさ日本一実感できるまちへ

11.長野県大町市
SDGs共創パートナーシップにより育む 「水が生まれる信濃おおまち」サステナブル・タウン構想

12.岐阜県
SDGsを原動力とした持続可能な「清流の国ぎふ」の実現

13.静岡県富士市
富士山とともに 輝く未来を拓くまち ふじ

14.静岡県掛川市
市民協働によるサステナブルなまちづくり

15.愛知県岡崎市
“みなも”きらめく 公民連携サスティナブル城下町 OKAZAKI~乙川リバーフロントエリア~

16.三重県
若者と創るみえの未来~持続可能な社会の構築~

17.三重県いなべ市
グリーンクリエイティブいなべ~グリーンインフラ商業施設「にぎわいの森」から、カジュアルなSDGs推進を世界へ~

18.滋賀県湖南市
さりげない支えあいのまちづくり こなんSDGs未来都市の実現【シュタットベルケ構想】

19.京都府亀岡市
「かめおか霧の芸術祭」 x X(かけるエックス)~持続可能性を生み出すイノベーションハブ~

20.大阪府大阪市
2025年大阪・関西万博をインパクトとした「SDGs先進都市」の実現に向けて

21.大阪市豊中市
とよなかSDGs未来都市 ~明日がもっと楽しみなまち~

22.大阪市富田林市
SDGsを共通言語としたマルチパートナーシップによる“富田林版”いのち輝く未来社会のデザイン

23.兵庫県明石市
SDGs未来安心都市・明石~いつまでも すべての人に やさしいまちを みんなで~

24.岡山県倉敷市
多様な人材が活躍し,自然と共存する“持続可能な流域暮らし”の創造~高梁川流域圏の発展は倉敷市の発展~

25.広島県東広島市
SDGs未来都市東広島 未来に挑戦する自然豊かな国際学術研究都市

26.香川県三豊市
せとうちの海と山とまち~ひろく豊かな田園都市・多極分散ネットワーク型みとよ形成事業〜

27.愛媛県松山市
みんなを笑顔に “観光未来都市まつやま”~瀬戸内の 島・里・山を つなぐまち~

28.高知県土佐町
持続可能な水源のまち土佐町~人々の豊かな営みが「世界」を潤す水を育む~

29.福岡県宗像市
「世界遺産の海」とともに生きるSDGs未来都市

30.長崎県対馬市
自立と循環の宝の島~サーキュラーエコノミーアイランド対馬~

31.熊本県水俣市
みんなが幸せを感じ、笑顔あふれる元気なまちづくり

32.鹿児島県鹿児島市
“活火山・桜島”と共生し発展する持続可能なSDGs未来都市・鹿児島市

33.沖縄県石垣市
自然と文化で創る未来~守り・繋ぎ・活きる島 石垣~

内閣府地方創生推進室 令和2年度 SDGs未来都市 選定都市一覧 より

まとめ

日本ではSDGsの啓蒙活動を行うと同時に、持続可能なまちづくりをしていくことが目的の「SDGs未来都市」が毎年選定されています。


今年は、その選定基準に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」、「SDGsアクションプラン 2020」及びコンセプトを踏まえた企画書を提案する必要があり、それらをクリアした自治体33都市がSDGs未来都市と選定されました。


このように、2030年までにSDGsを達成するためにも国や企業だけでなく自治体も協力しながら全員でSDGs達成に取り組む必要があります。

最後に

弊社では国際社会の共通目標「SDGs」を子ども達へ理解してもらい、課題をどう解決するかを考えるワークショップを行なっています。

FROGS版SDGsワークショップ

弊社のSDGsワークショップでは、小学校高学年以上の学生向けのグループワーク形式のワークショップを行なっております。


まず、SDGsについてや、17の目標を子供達にも分かりやすく説明した上で「2030年、幸せな社会とは何か?」という問いを子ども達に考えてもらいます。

その後、自分たちが求める幸せな世界はSDGs17の目標のどれに当てはまるか、またそれを実現させるには今現在どのような課題があるのか、それをどう解決するかまでを考えてもらい、最後には発表をしてもらいます。


このように今起こっている課題に対して、自分だったらどのように解決するかを考えてもらうことで、課題を「自分ごと」にし、行動を促すワークショップとなっています。


2019年1月に行なったSDGs研修では、子ども達メインのワークショップに保護者も混ざって一緒にワークショップを行いました。

そこでは、子ども達、保護者が考える2030年の幸せな世界について議論していました。このようにFROGSでは、子どもと大人が混ざってワークショップを行う研修もご用意しております。

また、その様子を沖縄地元紙の琉球新報さんがまとめてくださったのでぜひ、こちらからご覧ください。


弊社のSDGsワークショップについて気になった方は、各種研修紹介ページからお気軽にお問い合わせください。



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